テレビドラマのロケ地にもなって益々有名に
ほったらかし温泉は山梨県の山頂にある温泉で、『日の出と富士山を眺める事ができる温泉』として有名になった。公式サイトへのリンクと地図はページ一番↓に貼っておく。
ほったらかし温泉は、日の出1時間前から営業しているので、早朝に着くように深夜に出発。温泉に入りながら日の出と富士山を眺めようとすると、上の写真のような夜景を眺めながら、とある山を登って山頂にある温泉を目指す。4時の朝っぱらとは言え3月じゃまだまだ真っ暗だ。他県ナンバーの沢山の車が、ヘッドライトを点けながら真っ暗な山道を登っていくさまは異様だった。
確かに山頂からの眺望は良い
※この後、左側辺りに朝陽が昇り、右側辺りに富士山が見えることになる。
娘が春休みということで、家族で富士山周辺へドライブに行く事にした。早朝にほったらかし温泉に入って富士サファリパーク、忍野八海、新倉山 浅間公園などを巡って日帰りで千葉に帰る弾丸ツアーだ。
発券機でチケットを買ったら、温泉入口で順番待ち
当然と言えば当然だけど、発券機でチケットを買うのも結構な順番待ち。
温泉料金は大人800円、タオル200円、バスタオル1000円。さらに脱衣所でコインロッカーを使う場合100円かかる(戻ってこない)
タオルとバスタオルはレンタルじゃない、ほったらかし温泉のロゴがプリントされてるので記念に買ってもいいかなと用意しなかった。自前で準備していけば温泉料金の800円だけで入浴できる。
ちなみ朝5時半の営業開始で一斉に入れる訳ではなく、脱衣所が混雑するのである程度の入場規制があります。30人ずつ10分ずらして、みたいな感じ。女性は少ない為か入場規制はありません『女性の方は列を抜いてこちらから入って下さい~』というように誘導されていました。
日の出前の露天風呂は芋洗い状態
※風呂は撮影禁止なので(当たり前か)撮ってません。
この順番待ちの人混みを見れば想像できると思いますが、日の出前の露天風呂は芋洗い状態ですw
先ほど入場規制があると書きましたが、それは脱衣所の混雑を避ける目的なので5分か10分毎にどんどん入場させます、風呂が混むから入場規制している訳じゃないのがミソ。
男風呂は段々畑のように斜面に露天風呂が確か3つ、内風呂が1つあるのですが、それらの風呂は全て芋洗い状態で100人以上は軽く居るんじゃないかという混みようでした。隣同士の肩が触れるとは言いませんが、同じようなもの。少なくともほぼ全ての人は足を伸ばせず、あぐらもかけず、仕方なく体育座りみたいな、そのくらいの混み具合。
日の出前の風呂に浸かりながら、続々と入ってくる人を見る度に『まだ入ってくるのかよ』と心の中でぼやいていましたw
日の出を見て出ていく人々
日の出のあとも、しばらく入ってたけど、そもそも長湯するほうじゃないし日の出の頃は曇っていて富士山もろくに見えなかったので、明るくなってからは割と早めに出てきた。
風呂の次は朝食に長蛇の列w
風呂に入ると腹が減りますよね? そもそも日の出組は朝の5時には、ここに着いてる訳ですから自宅を出たのは俺みたいに2時、3時のはずw
そんな時間から起きているのに露天風呂に入って腹が減らない訳がない😅
そうすると、ただの玉かけご飯だか、ゆで卵にも長蛇の列となる。(並んでないので、みんなが何を買ってたのか知りませんが)
大規模イベントの自粛要請もどこ吹く風
ほったらかし温泉へ行く事を検討されている方がいたら、俺は絶対に陽が落ちる夕方以降をお奨めする。ど平日ならば、これほど混んでないはずだから早朝もアリかもしれないけど、それでも夜がいいと思う。
10人程度のグループの花見すら否定される昨今、今日のニュースではK-1が埼玉県からの自粛要請を振り切って開催し非難されていた。そんな時に、この混雑ぶりはいかがなものかと言いたくもなる。
いや正直、新型コロナウィルスの自粛要請とか関係なしに、せっかくの露天風呂で足も伸ばせない芋洗い状態でぬるま湯につかっている不快感といったら、そりゃもう。
まるで人が多過ぎるプールが生温くなってるみたいな。しかも湯船が浅いので、みんな上半身を出してる。ぬるま湯なのに。 考えられないっしょ、わざわざ金出してw
※ぬるま湯とは、早朝組がお風呂につかって日の出を待つのに、のぼせないように運営が水温調節していると思う。日の出後は急に水温が熱くなったので。
俺はよっぽど出ようと思ったものの、出たところで女房と娘は出てこないから、どうせ外で待つはめになるので、ならば露天風呂で(ぬるいけど)、と我慢していた。
これがもしも、夕日もしくは夜景を見ながらならば入浴客が集中することもないので、がっつり足を伸ばして寝そべりながらゆっくり夜景を堪能できる。しかも東京方面に帰る場合、遅い時間になれば談合坂や八王子辺りの2時間渋滞も回避できるはずだ。
っていうか、こんなとこで朝7時をむかえても、どこか行く予定を立てておかないと店どこもやってないよ?
ぼーっと日の出を待っている間、ここ儲かってるんだろうなあとか思ってた。明るくなった駐車場一帯は、よく見りゃ造成途中で重機も数台あり、何を作ろうとしてるのか知らんけど、したたかな野望を感じた😎
ほったらかし温泉
http://www.hottarakashi-onsen.com/
ほったらかし温泉
1969年、東京都生まれ。千葉県在住。
この先がどうなっているのか分からない初めての林道をデリカD5で走る、どんどん狭くなって通れなくなるかもしれない草木が生い茂ったダート、落石の跡から出来たガレ場、木々の間から時折見える山々の尾根、デリカD5で行く林道探索が至福の時。