海沿いを走る絶景の旧道
思わず車を止めて写真を撮ってしまう。
でもね、この写真中央の崖をよーく見てください。ちょっと段になって細く平になってませんか?
これが遊歩道だったw
当然ですが、いまは廃道ですよ。
こんなところを歩こうなんて人はいないと思いますけど。
廃道にも程がある
一度「道」という区分にしてしまうと、その後は山林とかに戻せないんですかね
ここが未だに道として国土地理院の地図に載ってるとか、、、よく登山で遭難した動画を見るのですが、登山マップでも獣道どころかただの荒れた斜面でも登山道として載ったままになっていて、そのうち道に迷ったとかあるけど。
この崖はコンクリで補強工事されているが、これは道という大義があるからここだけ補強されているんだろうか。
それとも下に住宅と港があるから補強されたのか。
はたまた左にあるトンネル工事の時に補強したのか。
詳しくは分かりませんが、補強されても道の面影は残っています。
おせんころがしの石碑
今から約45年も前の話。
俺にとってこの場所の割と近くが、おばあちゃんの家で小学生、中学生の頃によく来た。
ドライブに連れて行ってもらうのが好きで、おせんころがしに連れてきてもらったかどうか忘れたけど、房総周辺の景勝地にはよく連れてきてもらった。
だから、おせんころがしの名前は聞き覚えがあった。
可愛いネーミングの割に悲惨な言い伝え
石碑の裏は崖っぷち
しかもね、この崖が結構もろい岩でぽろぽろ砂状になって今にも崩れそうな感じなんですわ
何かのついでに立ち寄ることがあれば石碑の脇が階段状になっていて、崖っぷちギリギリまで行けます。
あのコンクリで補強された道の痕跡を見たい
当たり前ですけど、あの補強された細い段差は簡単には行けないようになっています。
石碑側から今行こうとするとこの写真のように、あえて残されていると思われる背丈ほどの草藪をかき分けて進みます。
草藪の厚さも結構あって、おそらく10mくらい草藪をかき分けて進み続ければ細い段差に辿り着くでしょうw
その手前には鉄柵があると思いますけどね。
反対側の港がある方は橋の袂にある階段のすぐ脇に、ほそーい道(というか隙間)からアクセスできるのですが、そっち側には鉄柵でそれ以上進まないように安全策がとられています。
という事で、しばらく乗れていなかったデリカで久しぶりに絶景道路を走りつつ、おせんころがしを再訪してきました。
ちなみに絶景道路はゆっくり走っても2,3分で通過してしまいます…

1969年、東京都生まれ。千葉県在住。
この先がどうなっているのか分からない初めての林道をデリカD5で走る。どんどん狭くなり通れなくなるかもしれない草木が生い茂ったダート、落石の跡から出来たガレ場、木々の間から時折見える山々の尾根、デリカD5で行く林道探索が至福の時。